小岩を若者の街に 江戸川総合人生大学の発表の会でした
はてなブログでは初めて記事を書きます。これまでの「まち活やろうよ!」は以下から見れます。
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私は江戸川総合人生大学の江戸川まちづくり学科の学科長をやっています。既に15期生までいて、今日ブログに書くのは、2年次にいつもやっている協働まち普請についてです。
協働まち普請とは、横浜市が実施しているヨコハマまち普請事業を参考にした授業です。ヨコハマまち普請事業は、市民からの提案に対して審査をし、毎年数グループに最大5,000,000円の助成をしています。
江戸川まちづくり学科では、「自分たちのまちは自分たちでつくる」ということを体感してもらうことを1つの目標にしています。協働まち普請もそのトレーニングとして実施しています。
「協働」と銘打っているのは、江戸川区の職員の職員研修ともなっていて、各グループに職員の方も入ってやっているからです。
現在の2年生、14期生は、4つのグループに分かれて提案を作成しました。2018年11月16日にはそのうちの「小岩(恋話)ハート」が、小岩のまちをガイドし、その後、発表しました。
小岩駅周辺は現在様々な開発が計画されています。
https://www.city.edogawa.tokyo.jp/kankyo/toshikeikaku/koiwaekishuhen/index.html
提案内容は、区内では高齢化率が高い小岩に若者が住んでもらえるよう、開発で新しく整備される広場などでいろんなイベントを実施するというものです。
今回の提案を聞いて、みんながまちを愛していることが伝わってきました。その思いがまちをよくしていくことにつながっていると思います。まちへの愛着がまちづくりの第一歩になっていると改めて感じました。
もう一つは、まちの資源の見える化の重要性です。お祭りなど限らてた時期に資源となるものはなかなか見えづらいものです。それをこのグループではマップにして見える化していました。これにより、まちの資源が浮き上がってみえ、また、位置的なつながりがわかり、活用の可能性を感じることができました。
一方、計画内容はあまり把握できませんでした。小岩のグループにとってはわかっていることかもしれませんが、土地勘がないと計画区域などはなかなか分かりづらいと思いました。
小岩はこれはかなり変わるまちです。変化が楽しみですし、そこに住んでる人がどう関わっていけるのかがポイントになるんじゃないかと思いました。