協働まち普請で自転車問題解決の素晴らしいアイデアを聞きました
2018年12月7日は、江戸川総合人生大学の協働まち普請の3回めの発表でした。 協働まち普請についてはこちらの記事を参照してください。
小岩を若者の街に 江戸川総合人生大学の発表の会でした - まち活やろうよ!
今回は男性ばかり5人の「安心して歩き隊」が、「安心して歩きたい!」をテーマに発表しました。
取り上げたのは今井街道の自転車問題。歩道平均が2.5mで自転車の通行量がかなりあるため、歩行者は安心して歩くことができないそうです。今回は環七から船堀街道の1.8キロが提案の対象でした。
車幅制限+速度制限で自転車レーンに誘導する
提案その1は、歩道・車道を変更することなく歩行者と自転車を分離するというものです。このために車道は車幅2.2mを超える車両の通行を禁止するとともに、時速30キロに速度制限し、自転車レーンを設け、安心して走行できるようにします。
また、今井街道に平行して自転車推奨道路を設け、今井街道の自転車通行量を減らすことや、大型バスを制限する代わりに小型タウンバスを新設することも併せて提案されました。
この提案はとても面白くて、社会実験してみるといいんじゃないかと思いました。車幅制限と速度制限によって、自転車が歩道を通らなくなるとすればそれは1つの解決方法だと思います。
自転車ルールを浸透させる
提案その2は、全世帯に自転車走行ルール保存版配布というものです。すでに区長への手紙を出したそうですが、実現できないという回答だったそうです。
自転車マナーについては、これまで江戸川総合人生大学でも他のところでも、必ず問題として上がって市民ができる取り組みをいろいろされていると思います。しかし、なかなかマナーは向上しません。マナーというよりは、法律違反なので、もっと厳しい対応が必要ではないかと思います。原付で歩道走る人がいないのに、なぜ自転車では走るのか?定着している考え方を変えていかないといけないですね。
安心して歩き隊の提案は、同じような道路状況のところでは、汎用性のある解決策かもしれないので、実現の可能性を探ってほしいなと思いました。