まち活やろうよ!

佐谷和江のブログ まちづくりを仕事にしてます 。体験したさまざまなまちづくり活動について書いてます。

バリアフリー、ユニバーサルなまちづくりは進んでいるか

2019年3月8日は、江戸川総合人生大学の江戸川まちづくり学科14期生の授業でした。5回にわたって「東京オリンピックパラリンピックに向けたボランティア活動の提案づくり」をテーマに授業を行っています。

今回は、バリアフリー、ユニバーサルの目線でまちを見てきてもらrた宿題の結果を地図に落として、そこから「わがまちの自慢」「わがまちの問題点」を3つずつ上げてもらいました。

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駅の中のエレベーターやホームドアの整備は進んでいるし、駅周辺は歩きやすくなっているが、少し離れると歩道が狭くなっている、子育てしやすい環境にある、川のまちなのに橋はバリアフリーになっていない、外国人への案内表示が少ない、などが出されていました。

皆さんの意見を聞いていると、バリアフリー、ユニバーサルなまちづくりは、駅周辺に関してはかなり進んでいると感じました。ただ、それまでの経路は、歩道が狭く自転車走行が多いようで、障害者や子育て中のバギー利用者が安心して移動できる環境にはないようです。

後半はロール・プレイングの手法を用いて、小学生や全盲の方、外国人在住者、外国人観光客の立場にたって、江戸川区の自慢と問題点を話し合ってもらいました。

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大きな公園はあるけど、身近な公園は遊びづらい、夜も安全、駅前広場の駐車・駐輪が少なく歩きやすいなど、新たな発見が出てきました。

これまで3回は提案に向けての材料集めで、次回からいよいよ提案づくりに入っていきます。