まち活やろうよ!

佐谷和江のブログ まちづくりを仕事にしてます 。体験したさまざまなまちづくり活動について書いてます。

葛西のオリンピック会場に注目 協働まち普請の授業で提案されました

2019年11月22日は江戸川総合人生大学江戸川まちづくり学科15期生の授業でした。

先週に引き続き「協働まち普請」と称して、グループごとにまち歩きで発見したまちの資源の魅力を高める提案を発表しました。

2番手は、グループ名「チーム葛西」、提案のキャッチフレーズは、「歩こう!オリンピックロード」です。

当日はあいにくの雨でしたが、葛西臨海公園駅→カヌースラローム会場→臨海球技場→カヌー練習場→清新町コミュニティ会館までの約3キロの道を説明を聞きながら歩きました。

f:id:machikatus:20200118225630j:plain
f:id:machikatus:20200118225555j:plain

提案の動機は、オリンピックカヌー会場の最寄り駅は西葛西駅葛西臨海公園駅ですが、会場までの案内がないことや西葛西駅から距離があることから、会場までの道を楽しくしたいとのことです。

具体的には、緑道沿いにカヌー会場までの標識を設置することはもちろんのこと、小・中学生によるオリンピックや江戸川区の名所の絵、江戸川百景の写真などで飾るというアイデアも出されました。

またオリンピック選手の写真と紹介文を掲載してはどうかという提案もありました。さらにボランティアによる花のプランターや飲料スタンドによって、沿道を楽しくすることも提案されました。

f:id:machikatus:20200118230839j:plain
f:id:machikatus:20200118230859j:plain

最後に私からコメントしました。提案を絵で表現しているのでイメージが共有できてとてもよかったということや、それぞれの提案が実現性が高いということを話しました。

オリンピックまでもう少しですが、実現できるようにみんなでやっていけるといいなぁと思いました。

新中川をもっと魅力的に 協働まち普請の授業で提案されました

2019年11月15日は江戸川総合人生大学江戸川まちづくり学科15期生の授業でした。

今回からグループごとに、まち歩きで発見したまちの資源の魅力を高める提案を発表していきます。

これを「協働まち普請」と呼んでいます。「まち普請」は横浜市で実施している「ヨコハマ市民まち普請事業」を参考にしています。

ヨコハマ市民まち普請事業 横浜市

また、各グループに1名の江戸川区職員が参加していることから「協働」と名付けています。

トップバッターは、グループ名「リバーサイドトレイン」、提案のキャッチフレーズは、「やってみよう!新中川のイノベーション」です。

まずみんなで今井水門を望む堤防に行きました。そこで、「新中川フェスティバル」の構想について説明を受けました。例えば、東京都にお願いして水門の見学をしたり、川岸に係留している屋形船の所有者にお願いしてお食事処として使わせてもらうなどのアイディアを聞きました。

f:id:machikatus:20200117224314j:plain
f:id:machikatus:20200117224341j:plain

その後、入江状になっているところや、右岸・左岸の緑地に行きました。入江状の所では水に親しめるように環境整備したり、緑地でフェスティバルの宝探しをしたりするアイディアとして出されました。

f:id:machikatus:20200117224713j:plain
f:id:machikatus:20200117224737j:plain

1時間ほどのまち歩きの後に、瑞江コミュニティ会館でくわしく提案の説明を受け、それについて意見交換しました。

f:id:machikatus:20200117225155j:plain
f:id:machikatus:20200117225240j:plain

最後に私からコメントしました。このグループは、江戸川総合人生大学江戸川まちづくり学科7期生が新川をもっと区民に親しめる場所にしていこうという思いで立ち上げた「新川げんき会」の当初の考え方ととても似ているので期待しています、とお話ししました。

新川げんき会

新川浪漫 なにかに出会える新川です

可能であれば、グループが発展して、新中川げんき会?ができるといいなと思っています。

14期生の最終授業でした 仲間としての付き合いを大切に

 2019年6月28日は江戸川総合人生大学江戸川まちづくり学科14期生の最終授業でした。総合人生大学では、専門科目を1年間30回、2年間で計60回やっており、60回目となる授業でした。

はじめに、①2年間で1番印象に残っていること、② 2年生の第1回の授業でつくった今年の目標の達成状況、③卒業後にやりたいことの3点をA3の紙に書いてそれぞれ発表してもらいました。

目標達成は個性が出ていて面白かったです。ジム通いを100%達成していたり、体重が10キロ減量していたり、逆に10キロ減量の目標が未達成だったり…

f:id:machikatus:20190804221823j:plain

 

その後に「贈る言葉」をクラスメイト1人ひとりにポストイットに書いて、それぞれの台紙に貼ってもらいました。また私からも1人ひとりに贈る言葉をお伝えしました。

14期生は人数が少なかったんですが、2年間1人も欠けることなく最終日を迎えることができました。これからも14期の仲間としての付き合いを継続してもらいたいと思っています。

江戸川総合人生大学は社会貢献する人材を育てることが第一の目標となっていますが、仲間づくりもとても重要で、15年間やってきて、この2つの目標・機能の差が年々小さくなっているように思えます。

14期生の卒業研究その4 オリパラ・2050年・先輩名言集ーボランティアは多様ですね

2019年6月21日は、江戸川総合人生大学の江戸川まちづくり学科14期生の卒業研究発表の4回め(最終回)でした。
今回は、3組の発表がありました。

■チーム「マーガレット」

チーム「マーガレット」は、「花の街・江戸川オリパラを大好きな花でおもてなし」というテーマで、葛西臨海公園をさらに魅力的にするための提案を発表しました。

日本の人気テーマパーク上位の「ふなばしアンデルセン公園」が、市営にも関わらず頑張っており、都立の葛西臨海公園ももっと魅力的にできるのではないかと考えたそうです。

具体的には、ボランティアによる花植えを進めながら、企業の協賛を集め、花壇を増やして彩っていきたいそうです。

メンバーが既に花のボランティアをやっており、実現性が高く、ぜひやってほしい提案です。

f:id:machikatus:20190718230302j:plain
f:id:machikatus:20190718230322j:plain

 

■2050年を考える会

続いて、グループ「2050年を考える会」が「高齢者社会と205 0年への課題」をテーマに発表しました。

前半は、2050年の人口や世帯数のデータを模造紙に書いて、説明しました。

後半は、2050年の「居場所」として、店舗とよろず相談室、フリースペースが一緒になった拠点が提案されました。

また、江戸川総合人生大学は、住民ボランティアのコーディネーターの養成やボランティアのポイント制、ボランティアへの動機付けセミナーの開催などに取り組むべきという提案もありました。

30年後はどうなっているんでしょうか?変わっていく面もあるでしょうし、地続きの面もあると思います。発表者の提案のように、30年後を見据えながら、できることから地道に積み上げていくことが重要だと思います。

f:id:machikatus:20190718230430j:plain
f:id:machikatus:20190718230544j:plain
左:2050を考える会、右:Hatakeyama

■Hatakeyama

最後は、グループ「Hatakeyama」が「私の防災活動日記 11ヶ月の歩みとこれから」をテーマに発表しました。

11ヶ月前から防災をテーマに活動したいと考え、既存の防災グループに入会したり、自分たちでグループを立ち上げたりした経験を発表してくれました。驚いたり、悩んだり、ドキュメンタリーの語りが聴衆を引き込んでました。

そして、先輩名言集もいいですね。

f:id:machikatus:20190718230626j:plain

 

今回で卒業発表は終わりです。14期生の皆さん、おつかれさまでした。

 

14期生の卒業研究その3 居場所づくりは自分たちの居場所探しでもある

2019年6月14日は、江戸川総合人生大学の江戸川まちづくり学科14期生の卒業研究発表の3回めでした。

チーム「それぞれの居場所」が「居場所つくり」をテーマに発表しました。

f:id:machikatus:20190623214445j:plain
f:id:machikatus:20190623214424j:plain

まず、知的障害者のための居場所である「みんなの楽校・ポランの広場」ついて、12年間の運営実績を踏まえた紹介・報告がありました。障害者の余暇活動の場であり、表現の場として様々な企画が展開されています。自費で場所を借りていたそうですが、資金が不足して昨年9月から実行委員会形式に移行したそうです。

次に「ひなたぼっこ」が紹介されました。NPO法人江戸川・地域・共生を考える会が、南葛西にある区立あったかハウスで、毎週水・金曜日と月1回土曜日に開催しているデイサービスです。赤ちゃんからお年寄りまで、障害の有無に関わらず、誰もが一緒に身近な地域でデイサービスを受けられることに特徴があるそうです。

3番めに子ども食堂「NUKUNUKU」が紹介されました。NPO法人らいおんハートが運営していて、週3回、3食を提供しているそうです。発表者(男性)は社会活動体験で伺ったところ、始めは何も仕事が与えられず、じっと座っていたそうです。そうすると子どもたちが寄ってきて、将棋しないかと声をかけてくれて、今では引っ張りだこだそうです。子どもと大人の関係づくりが上手な団体だなあ、と思いました。

最後にまとめとして、居場所をサポートすることを通して、自分たちの居場所(生きがい)も同時に探していることに気づいたそうです。

今回の発表はチームとしてというよりは個々の活動の発表でしたが、無理にチームとしてまとまらなくてもいいのではないかと思っています。それぞれが今後も居場所のサポートを続けていくことを期待しています。

 

14期生の卒業研究その2 まちに残るモノを照射することの面白さ

2019年6月7日は、江戸川総合人生大学の江戸川まちづくり学科14期生の卒業研究発表の2回めでした。

「チームみちしるべ」が「歩きながら区内の史跡めぐり」について発表しました。

f:id:machikatus:20190620222132j:plain
f:id:machikatus:20190620222109j:plain

まず、区内に残る道標や江戸時代の交通について発表がありました。1600年台のはじめに新川が整備され、区内の江戸時代の交通に大きな影響を与えたようです。

ついで、庚申塔についての説明がありました。60日に1回の庚申講を3年18回続けた記念に建立されることが多いそうです。区内には138あり、形態が多様でタイプ分けされているようです。

次に田島図書(たじまずしょ)などの発表がありました。田島図書は人名で、元は堀田姓で豊臣家の家臣でしたが関ヶ原で敗れ、田島家に居候して、その後、田島姓を名乗って新田開発を始めた人だそうです。

最後に、慈恩寺みちについての発表がありました。小岩を起点としてさいたま市岩槻区の慈恩寺まで続く道について、当時の様子を思い起こさせる道標、お寺、橋など、写真で紹介されました。また、ゲストとして岩槻観光ボランティアガイドの方が来てくれました。

メンバー4名は、自分たちの調べたことを情報提供するとともに、史跡ウォークを開催していきたいと考えているようです。

まちに残る道標や庚申塔などは、日常では見過ごされますが、それを照射すると面白いことがいろいろ出てくるなあと思いました。庚申塔の時に話してくれた「三尸(さんし)」は興味深かったです。(Wikipediaに出てます)

14期生の卒業研究その1 パソコン活用支援と河川改修の歴史 そして江戸川区のハザードマップ

2019年5月31日は、江戸川総合人生大学の江戸川まちづくり学科14期生の授業でした。2年間の総まとめとして、卒業後に取り組む市民活動を想定した卒業研究を発表しました。

前半はモバイルお助け隊が「ボランティア活動者のパソコン活用支援活動」について発表しました。すでに「ふれあいネット」(1998年創設)や江戸川総合人生大学の「パソコンサポートの会」に参加していて、そこでの気づきや、卒業後にさらにいろいろな取り組みに挑戦することを話してくれました。

私からは、手を広げることはいいことだけれども、時に自分を観察して、何に興味のあるのか、何が好きなのかを内省して、やりたい活動を続けてほしいとコメントしました。

後半はT&Tによる「利根川の東遷、荒川の西遷」の発表でした。江戸時代の河川改修について詳細に調べており、江戸川の歴史から現在を見据える内容でした。

私からは、ちょうど江戸川区が出したハザードマップについて紹介しました。

“ここにいてはダメ” 江戸川区ハザードマップに大きな反響

治水や避難については時代とともに考え方が変化しています。卒業研究で歴史を調べるのは、そのことを知る上でも意義があるとコメントしました。

江戸川区ハザードマップは最新の考え方を示しています。区民はもちろんのこと、区外のみなさんも一読してみてはどうでしょうか。

f:id:machikatus:20190606231412j:plain
f:id:machikatus:20190606231348j:plain