まち活やろうよ!

佐谷和江のブログ まちづくりを仕事にしてます 。体験したさまざまなまちづくり活動について書いてます。

川崎区の協働事業の報告会&子どもたちの学習機会について

2019年2月18日は、川崎区市民提案型協働事業審査委員会で、平成30年度の「いきいき川崎区民提案事業」の報告を受けました。

今回、初めて審査委員会に出席しましたが、市民提案型協働事業は平成21年から実施されているようです。地域課題を解決するために区民が提案し、川崎区が協働して事業に取り組む事業です。

平成30年度は5団体が実施していて、概要は以下に掲載されいます。

川崎市川崎区:平成30年度のいきいきかわさき区提案事業

どの団体の活動も素晴らしかったんですが、私が1番すごいと思ったのは(福)青丘社の「外国につながる子供の学習サポート」です。川崎区は市内でも外国人が多く、また夜に働く外国人の子どもも多く住んでいるそうです。青丘社では、学習サポートするだけでなくて、いろんな行政機関を横つなぎして課題解決していて、その姿勢がすばらしいと思いました。

最近、読んだ本に「ファクトフルネス」という本があります。


最初にいくつか質問があるんですが、そのうちの一つに

世界中の30歳男性は、平均10年間の学校許育を受けています。同じ年の女性は何年間学校教育を受けているでしょう?

A 9年 B 6年 C 3年

とあり、私は6年ぐらいかなと思ったんですが、正解はAでした。

世界平均で約10年の学習機会が保証されているのに、先進国といわれる日本で、学習機会が十分でない子どもたちがいることは大きな課題だと思います。自分自身でも何か手伝えないかと思いますし、青丘社のような取り組みを応援したいですね。